この記事は岩手の詩人「宇部京子」さんより許可をいただき掲載しております。
文章、写真は宇部さんのブログから引用させていただいております。
---転載はじまり---
苫屋さんに寄ると、のだ焼の泉田さんに寄る。
のだ焼の泉田さんの顔を見たら、苫屋さんのクミコさんとミツルさんの顔を見に行く。
それが習慣なので、やっぱりこの日も苫屋さんでお昼を食べて、泉田さんに会いに行った。
のだ窯をのぞくといない。玉川のギャラリーIZUMITAにむかう。
家族三人で、出迎えてくれた。
ひさしぶりにソウちゃんに会う。大きくなったねえというと、うひひっと笑う。
奥さんはすらりとした色白の美人。くったくなくけらけら笑うのがステキ。
泉田さんははにかむ程度に笑う。いい男である。
いい男だからわたしの友達にはファンが多い。
でも、泉田さんはとんとそんなことには興味がない。
いつもいつも頭の中は創作のことでいっぱい。眠っていても創作しているらしい。
陶芸界の若手のホープ。朝日陶芸展でグランプリを2度も受賞している。
銀座での個展いらい日本各地、ニューヨーク**にも出展。
泉田さんは、あっという間に大きな人に。気安く声かけちゃいけないのかな・・
と思うけど、本人はちっとも変わっていない。
あいかわらず朴訥である。真摯である。
土にむかう顔は修行僧そのもの。
いつもいつも創作のことで頭がいっぱいらしい。
あと10年後、そのときどんな作陶をするのか
それはそれはたのしみな若き陶芸家なのだ。
---転載ここまで---
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